労働金庫の住宅ローンの特徴はどのようなものですか?
労働金庫というのは、地方ごとに別組織になっていて、住宅ローンの仕組みも各労働金庫ごとに異なっているのですが、他の金融機関よりも有利な条件が多いです。
主な労働金庫の特徴としては次のようなものです。
■労働金庫の住宅ローン金利
労働金庫の住宅ローン金利は次の4タイプになります。
⇒ 全期間固定金利型
⇒ 固定金利選択型
⇒ 上限金利付変動金利型
⇒ 変動金利型
さらに、次のような労働金庫との取引内容に応じた金利優遇も実施しています。
・当初の一定期間のみ優遇するタイプ ⇒ 最高1.5%優遇
・返済終了時まで同じ条件で優遇するタイプ ⇒ 最高0.75%優遇
■大型融資
通常、最高額は1億円となっていて、融資限度額が公的融資よりも高いというのは銀行と同じです。
■保険
労働金庫の住宅ローンには、自動的に生命共済※と火災共済が付いています。この掛け金については、労働金庫が負担するので、個別に生命保険と火災保険に入る必要はありません。
他の金融機関ですと、火災保険料が必要ですから、利用者にとっては有利な条件といえます。
※保険と同じシステムです。
■ 諸経費
保証会社の保証料※が金利に上乗せされる形になっているので、一括払いする必要はありません。よって、諸経費が割安になるといえます。
※0.12%〜0.3%程度です。 |